『Dalat (ダラット)』といえば、元フランス領の名残が色濃く残り、「ベトナムの避暑地」と呼ばれる高原リゾート!
ホーチミンからは、飛行機約50分&夜行寝台バス約6時間でサクッと行けてしまうのも、ダラットの魅力です。
そんなダラットの見所は、
- フレンチコロニアル建築&カフェ巡り
- ホームステイ
- ご当地料理
- 自然&動物との触れ合い
- 果物狩り
- アウトドアアクティビティ
、、、など数えきれないほど沢山あり!
今回は、広大なダラットを5つのエリアに分けて、各エリアを代表する観光名所をパパっとご紹介していきます~!
\ダラットがどんな所か知りたい方は、こちら!/
\ホーチミン⇄ダラットの夜行寝台バスについて知りたい方は、こちら!/
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①ダラット中心部(市街地):スアンフーン湖周辺
Xuan Huong Lake(スアンフーン湖)
ダラットの中心地にある、周囲約5kmにもなる三日月形の人工湖。
フランス植民地時代に洪水対策として造られ、沿道の遊歩道も美しく整備されています!
現在は「ダラットのシンボル」「市民憩いの場」となっていて、ランニングやウォーキング、スワンボート漕ぎ…など、思い思いの過ごし方を楽しむ人で賑わっています。
世界45ヶ国を旅した夫曰く、スアンフーン湖周辺の風景は「まるでスイスみたい」なのだそう。一見の価値アリ!
スアンフーン湖を中心に繫華街が形成されているので、ダラット市街地観光の起点ともなる場所ですよ~!
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Lam Vien Square(ランビエン広場)
スアンフーン湖の北側に面した広場で、こちらも市民憩いのスポット。
敷地内には、ダラットを象徴する2つの巨大モニュメントがあり、かなり存在感を放っています、、、!
黄色のモニュメントはダラットの市花『ニトベギク』、緑のモニュメントはダラットの名産品『アンティーチョーク』の花をイメージしているのだそう。
また、外観からは分かりにくいですが、実は、モニュメントの地下は”ショッピングモール&映画館“となっていて、大型商業施設でもあります。
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Dalat Cathedral(ダラット大聖堂)
ダラット最大の教会でもあり、
仏領時代にフランス人が残したダラット最古のコロニアル建築作品の1つ。
十字架のさらに先端に銅製の鶏が配置されていることから、地域の人たちには『チキン・チャーチ』という呼び名で親しまれているそう。
スアンフーン湖から徒歩圏内です!
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Dalat Flower Park(ダラット・フラワー・パーク)
ダラットは「花の都」とも称されていて、国内最大の商業花の生産地としても有名。
そんな花の街・ダラットを象徴するのが『ダラット・フラワー・パーク』。
広い敷地内には、年間を通して数百種類以上の花々が咲き誇り、観光客を魅力しています。
ダラットには、複数のフラワー園がありますが、こちらのフラワー園が最も市内中心部から近いため、ダラット旅の王道コースの1つとなっています!
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Dalat Central Market & Night Market(ダラット中央市場&ナイトマーケット)
ダラット中央市場の様子
ナイトマーケットの様子
ダラット中心部を象徴する商業エリア。
ダラット中央市場は、旧市場と新市場(2019年完成)とで分かれており、
旧市場の建物の目の前に広がるロータリーと、そこからスアンフーン湖まで続くNguyen Thi Minh Khai(グエンティーミンカイ)通りでは、両脇に屋台が連なる「ナイトマーケット」も開かれます。
ダラット産商品が売買される場所とだけあって、ダラット土産を探しに多くの国内外観光客も訪れる観光名所でもあります。
営業時間は、
ダラット中央市場:午前7時ごろ〜午後6時ごろ、
ナイトマーケット:午後6時ごろ〜。
そして、このナイトマーケットを囲むようにして、3〜4つ星クラスのホテル群が建ち並ぶため、
昼夜問わず、たくさんの人が行き交います!東南アジアらしい活気に触れたい方はぜひ!
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Crazy House(クレイジーハウス)
別名「ベトナムのサクラダ・ファミリア」。
魔女が住む家をモチーフにしたユニークなホテルで、宿泊だけでなく、ビジターとして入場することもできます。
迷路のような設計になっていて、子連れのご家族も楽しめるかと!
また、クレイジーハウスはやや高台にあるので、屋上からはダラット市内を一望できますよ。
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Dalat Station(ダラット駅)
ベトナムで最も美しい駅との呼び声もある『ダラット駅』。
仏領時代に建設された駅で、2001年に「ベトナム建築遺産」に指定されました。
ベトナム戦争で大半の線路は破壊されてしまいましたが、復興を経て現在も稼働しており、
隣の『チャイマット駅(チェイマット村の駅)』までの約7kmを往復する観光鉄道が走っています。
ちなみに、3つの三角屋根は、ダラットの『ランビアン山』を表現しているそう。
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Still Cafe(まだカフェ)
日本を連想させる和のコンセプトカフェや土産店などが入居。
『千と千尋の神隠し』や『トトロ』などのジブリ作品でお馴染みのキャラクター達と記念撮影もできる憩いスポットとなっています。
木陰でカフェ休憩しながら涼むのに最適な空間ですよ!
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②北エリア:ランビアン山周辺
Golden Valley(ゴールデン・バレー)
山々の渓谷地帯にある貯水池『Suoi Vang(スオイヴァン)湖』のほとりにあります。
良くも悪くも道の整備があまりなされていないエリア。
険しい道のりの先には、キャンプやハイキングに最適な美しい湖畔&松林の景色を楽しむことができますよ!
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Langbiang Mountain(ランビアン山)
ベトナム南部最高峰の山で、ダラット中心部から北へ12kmほど郊外に位置しています。
少数民族・コホー族の悲恋伝説(部族の違いで結ばれなかった男女のお話)の舞台となった「愛の聖地」として、観光地化もされています。
ランビアン山では、トレッキングツアー、または、「観光用ジープ」に乗って頂上まで疾走するという珍しい体験ができますよ〜!
また、頂上は、ダラット市内が一望できるので、撮影スポットとしても人気!
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Thung Lung Tinh Yeu / Valley Of Love(ティンイエウ谷/愛の谷)
ベトナム人新婚カップルが必ず訪れるといわれるロマンティックな観光名所。
彫刻や花畑、湖、小さな観光列車…など恋人達の心くすぐる撮影スポットががたくさん!
2023年には、歩行者用ガラスブリッジ「ガントン橋(Cau Ngan Thong)」も開通しました!
参照:VIETJO「ダラット観光名所『愛の谷』でガラスブリッジ開通、国内6本目」
\『愛の谷』の詳細をチェック!/
いちご農園
いちご農園は、北エリアに限らず、ダラット郊外の至る所に点在しています。
いちご農園はベトナム語で「Vuon Dau」。
Google Mapで「Dalat Vuon Dau」と調べると、沢山いちご農園が出てきますよ!
または、現地で「Vuon Dau」という看板を見つけ次第、思いつきで行ってみるのも面白いかも^^
ダラットのいちご狩りシーズンは、乾季の12月から4月までです。
\ダラットの『いちご農園』をチェック!/
Dalat Animal Kim Ngan Hills(ダラット・アニマル・キム・ガン・ヒルズ)
ダラット中心部から約20kmの立地。
6歳未満のお子様はチケットを購入する必要なし!子供連れにはありがたい観光施設です。
動物の数は10種類とそれほど多くはありませんが、
餌やり体験やピクニックができるので、ご家族で過ごすには最適のスポットです。
\『ダラット・アニマル・キム・ガン・ヒルズ』の詳細をチェック!/
③南エリア:トゥエンラム湖周辺
Robin Hill Cable Car(ロビンヒル・ケーブルカー)
ダラット中心部から南エリアへは、『ロビンヒル』から出発するケーブルカーで移動することができます。
また、ケーブルカーからは、緑豊かな南エリアのパノラマビューを望むことも◎
ケーブルカーの終着点は『Truc Lam Zen Monastery(チュックラム禅院)』があるトゥエンラム湖エリアとなっています。
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Tuyen Lam Lake(トゥエンラム湖)
ダラット中心部から南へ約6kmの立地で、ダラット最大の淡水湖。
「歴史自然遺産」「国立観光国」に指定されている比較的静かな湖で、
周辺にはいくつかの高級リゾートホテル(5つ星のエデンホテルや4つ星のテラコッタホテルなど)やトゥエンラムゴルフ場、キャンプ場があります。
小川や森林に囲まれたその自然美は「松林の中の翡翠の湖」とも称されています。
チュックラム禅院やダタンラ滝へのアクセスも良いです◎
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Datanla Waterfalls(ダタンラ滝)
ダラットを代表する滝で、観光地化もされています。
入場口から滝口までは結構な距離(1kmほど)があり、徒歩でも行けますが、
2人乗りのローラーコースターで爽快に往復するのがオススメ!
滝口では、谷底から激しく流れてくる大迫力の滝を拝むことができます。
また、キャニオニングやジップライイン、ウォータースライドといったアウトドアアクティビティも楽しめますよ!
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Clay Tunnels(クレイ・トンネル)
クレイ・トンネルは『粘土のトンネル』という意味で、
ダラットの125年の歴史を赤土の彫刻を観て学ぶ一風変わったテーマパーク。
写真映えスポットなので、写真好きな国民性を持つベトナム人&韓国人観光客で結構賑わっています。
ダタンラ滝とセットで行きたい観光地です!
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Maple Leaf Forest Tourist Area(メープルリーフの森)
敷地内に、宿泊施設のほか、カフェやフラワー園、人工池(日本庭園がモチーフ)などがある広大な複合施設。
また、”メープル”の名の通り、楓をモチーフにした建築物があったり、
実際に、敷地内に楓の木が数万本植えられていたりするので、秋の雰囲気・紅葉を楽しむこともできます。
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④西エリア:キノコ村、パピー園周辺
Domaine de Marie(ドメーヌ・ド・マリーヌ修道院)
ピンク色の鮮やかな修道院。フランス建築とベトナム建築(中部高原少数民族の住居建築)を融合させた建築様式です。
ピンク色の外観から、別名「さくら教会」と呼ばれており、ダラットのフォトジェニックスポットの一つとなっています。
ダラットはベトナム国内では定番のハネムーン先でもあるので、この修道院をバックに前撮りをするカップルも多いです!
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Dalat Mashroom Village(キノコ村)
ダラット初!キノコ狩り体験やキノコ料理を楽しめる観光施設。
ダラットの年間平均気温20度前後という気候は、キノコを育てるのに最適なんだとか。
施設主催のガイドツアー(キノコの栽培方法や調理方法)も実施されていて、
事前予約であれば外国人観光客向けの英語ガイドも用意してくれるそうですよ!
(※事前予約は、公式Facebookメッセンジャーを通じて、英語でのやりとりとなります。)
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Puppy Farm(パピー・ファーム)
『Puppy Farm』は、犬がいるカフェ、花畑、いちご狩り体験などがあり、子連れでも楽しめる複合観光施設。
名前の通り、Puppy(子犬)とFarm(農園)が組み合わさったスポットです!
施設内は、「パピーエリア」「花・植物エリア」「いちご狩りエリア」の3つに分かれています。
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Fresh Garden Dalat(フレッシュ・ガーデン・ダラット)
Van Thanh Flower Village(ヴァンタン・フラワー園)敷地内にあります。
公園には、花畑だけでなく、風車などを模した巨大アートや、『FRESH COFFE』というカフェも併設。
ゆったりカフェタイムを堪能しながら、色とりどりの花々に酔いしれてください^^
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The Florest – Hoa Trong Rừng(ザ・フロレスト – 森の花)
広大な敷地を有するフラワー園で、名前の通り、森の中にある花畑がコンセプト。
多い時は、100種類以上の花々が栽培されているそう!
園内では、広い敷地を生かしたアウトドア・アクティビティも充実しています。
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Lavender Túi Thương Nhớ (ラベンダー園)
ダラット市中心部からは約6km離れたラベンダー園。
園名の『Túi Thương Nhớ』を日本語訳すると「思い出のバッグ」という意味になります。
広大な園内では、現在約20種類のラベンダーが栽培されているそう。
(最も多く栽培されているのは、コスタ、デンタータ、グッドウィンの3種類)
高原の山々とラベンダー園のコントラストが幻想的で、フォトジェニックスポットとなっており、
写真撮影者向けに小道具(ドレスや花かごなど)のレンタルサービスも行なわれているほどです!
また、園内ではラベンダー関連のお土産も購入することができますよ。
※ダラットのラベンダーの見頃:4〜5月
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Mongo Land Dalat(モンゴランド・ダラット)
「モンゴルの遊牧民」がコンセプトのテーマパーク。
ヤギやラクダなどの動物たちと触れ合えるので、子どもや動物好きの方は、きっと楽しめるはず!
子どもが遊べる芝生や浮き滑り台などもあり、家族連れにオススメです!
また、写真撮影用にモンゴルの民族衣装のレンタルサービスもあり!
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Thung lũng hoa Tà Nung(タヌン・フラワー・バレー)
「花の渓谷」という名前の通り、広々とした渓谷に美しい花々が咲き誇る庭園です。
ヒマワリ、ラベンダー、ユリ、菊、ジャスミンなど時期によって咲く花が変わり違った景色を楽しむことができます。
高台の家から花畑を見下ろすことができるのも◎
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⑤東エリア:カウダット村周辺
あじさい畑
アジサイもダラットを代表する花の一つで、
東エリアには、『Cánh đồng Hoa Cẩm Tú Cầu(アジサイ園)』と『Vườn Hoa Cẩm Tú Cầu Mới(新アジサイ園)』の2つのあじさい園があります。(両園は、約2kmほど離れています)
日本では5〜7月と限られた時期にしか開花しないアジサイですが、
ダラットでは年間を通して咲いているので、アジサイ観賞をするのもオススメですよ!
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Cau Dat(カウダット)村
ダラット近郊の『Cu Dat(カウダット)村』には、広大な茶畑やコーヒー畑があり、観光客がホームステイをしながら収穫体験もできる農園がいくつか存在します。
そして、気候条件が揃えば、雲海も見ることができます!(クラウド・ハンティング)
カウダット村でクラウド・ハンティングをしたい場合は、ガイド付きの現地オプショナルツアーに参加するのがオススメですよ!
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Ladora Winery(ラドーラ・ワイナリー)
Ladofoods(ラドフーズ)という大手国内食品メーカーが運営するワイナリー。
同じくLadofoods運営が運営するブドウ園(敷地面積25ヘクタール=東京ドーム5個分)と工場(5ヘクタール=東京ドーム1個分)で生産されたワインは、ベトナム国内の多くのレストラン&スーパーに流通されています。
『Ladora Winery』は、そんなLadofoods製ワインのショールームとなっており、女性向けのサングリアや子ども向けのノンアルコール・ドリンク(スパーリング・ジュースなど)も用意されているので、
家族連れ・未成年の子供がいても楽しむことができますよ!
\『ラドーラ・ワイナリー』の詳細をチェック!/
まとめ
以上、ベトナム中南部の高原都市『ダラット』の主要観光スポット27選をご紹介していきました!
ダラットは、その豊富な自然&仏領時代から引き継がれる独特の風情が魅力の地です。
欧州の田舎町を彷彿とさせるスアンフーン湖、古き良き時代を思わせるダラット駅、彩り鮮やかに咲き誇る花々、見応えある景観のダタンラ滝、一風変わったクレイジーハウス、、、など、
本記事をご覧いただいた通り、ダラットには、訪れる人々を飽きさせない多彩な観光地が点在しています!
大自然とベトナム×フランス文化が溶け合う街『ダラット』へ、ぜひ一度足を運んでみてください^^
本記事が、貴重なベトナム・ダラット観光の参考になれたら幸いです!