シンチャオ!
ベトナム・ホーチミン在住の駐妻ブロガーで、現地採用としても働いているHORIMIです。
先日、夫婦でベトナムの首都『ハノイ』へ初訪問して参りました~!
ハノイに到着するなり感じたことは、ノイバイ空港から市内までは意外と距離があるんだな~ということ!
行先にもよりますが、例えば、空港から市内中心部のホアンキエム湖までは距離にして約30km、車で45分~1時間はかかるんです。
タクシーで移動する手もありますが、距離が距離なので、今回は格安一律料金の『エアポート・ミニバス』を利用してみました!
早速、乗車体験レポをお伝えしていきますので、ノイバイ空港から市内へ移動する際の参考にされてみてください^^
ノイバイ空港のエアポート・ミニバスとは?
ノイバイ空港からは市営の路線バスが運行されていますが、今回ご紹介する『エアポート・ミニバス』は、市営とは別の、航空会社が運営する民間バスです。
ちなみに、私たち夫婦が国内線ターミナルから乗車したのは、ベトジェットが運営するミニバス!
ベトジェットエアのラッピングがされている車体が目印です。
ベトジェットエア利用者限定という縛りは全然なく、運賃を払えばどなたでも乗車可能です。
ミニバス 乗車方法
国内線ターミナル到着ロビーを出てすぐに、たまたまこのミニバスが停車しているのが目に入り、運賃の安さに惹かれて乗っただけでしたが、料金も走行ルートを事前に決まっていたので、安心して利用することができました。
①乗車場所へ向かう ※国内線第1ターミナル
今回私たちが利用したエアポート・ミニバスの乗車場所は、ノイバイ空港国内線第1ターミナルの到着ロビー出口から右手に向かうと見える『MINIBUS』の看板が目印。
私たちが到着した時点では、既にベトジェットのミニバスが待機している状態だったので待機時間はなく、スムーズに乗車することができました。
②乗車料金と走行ルートを確認する
運賃は、市内どこへ行くにも一律50,000ドン(約300円)/1人!
メーター制のタクシーだと300,000~400,000ドン(約1,830~2,440円)かかってしまう距離を、たったの50,000ドンで移動できるのはありがたいですね~!
乗車場所にいるスタッフから目的地を尋ねられるので、掲示されている走行ルートから降車場所を選び伝えましょう!
今回のミニバスは、空港からハノイ駅方面へ向かう以下のルートで運行されていました。
(1)ノイバイ空港
(2)ニャッタン橋
(3)カウザイ区
(4)キンマー
(5)ホアンキエム湖
(6)ハノイ駅
(7)チャンニャントン通り
③支払い&乗車する
行先や料金など運行内容に問題がなければ、スタッフに運賃(現金払いなので少額に崩しておきましょう)を渡し、携行のスーツケースをトランクに載せたら車内へ。空いている席に座り出発を待ちます。
私たちが乗車した際は、同時間帯に到着した方々が続々と乗車し、すぐに出発しましたが、乗客がそれなりに集まるまでは出発を見合わせるケースもあるようなので、出発時間については現場でご確認ください。
乗車レポ:車内の様子
ミニバスという名称ですが、実際は大型バスに等しいサイズ感で、席数も結構ありました。
が、国内線ターミナル出発後、国際線ターミナルに停車すると一気に車内は満席に!
そして道中、テレビ電話を始めるベトナム人乗客がちらほらといてやや騒がしかったです。
※ベトナム人は何かとテレビ電話をしたがりますが、そういう文化なので公共でのテレビ電話も許してあげてください(笑)
それでも、遮光カーテンやクーラーがあるおかげで、割と快適な移動時間を過ごせました。
ハノイは、ホーチミンよりも平均湿度が高く、ジメジメした暑さ。
それに、ノイバイ空港からハノイ市内への道のりは、日差しを遮ってくれるような建物がないので、日中の移動では直射日光がガンガン入ってきます、、、!
なので、車内にクーラーとカーテンがあるのは、超ありがたかったです。
あと、私は利用しなかったのですが、車内にはWi-Fiも完備されているようです。
運賃50,000ドンにしては、中々のクオリティかと!
ミニバスの車窓から見えてくる風景は、熱帯林とやや活気に欠ける田舎町といった感じて、ベトナムの首都にしては物寂しい印象を受けました、、、!
ホーチミンのタンソンニャット空港を出ると、すぐに押し寄せてくる、あの熱気や都会感がなくて、ノイバイ空港がいかに辺鄙な所にあるかが分かりました。
④目的地で降車する
各降車ポイントでバスが停車してくれますが、日本のバスのようにアナウンスや降車ボタンがあるわけではないので、Google Mapで現在地を確認しながら乗車することをオススメします。
私たちの目的地はKim Ma(キンマー通り)という”ハノイの日本人街”と呼ばれている所だったのですが、
実際にバスが停まったのは、Lotte Mart(ロッテマート)やDaeha Serviced Apartment(ダエハ・ハウス・サービス・アパートメント)付近のDao Tan(ダオタン通り)でした。ちなみに、空港からここまでの所要時間は1時間ほど。
最後の降車時にちょっと驚いたのは、トランクに積んでいたスーツケースについては、セルフ回収方式だったこと。
バスのスタッフさん、乗車時は積んでくれたのに、降車時は横で突っ立っていただけのなぜw
まぁ、、、気分次第、担当者次第、で接客対応が変わってくるのはベトナムあるある。
ホーチミンでも経験済みなので、潔く受け入れましたが(笑)
よりによって私のスーツケースは奥に積まれていて、夫がトランク内に身を投じて回収してくれました(;’∀’)
今回の旅は夫も一緒だったので良かったのですが、女性にはちょっとハードな作業になるかと思うので、スタッフに手伝ってくれないようなら、「HELP!!」と強く訴えかけてみた方が良いかも(^-^;
でも、それ以外は特にトラブルなく、割と快適に、お安く、空港から市内へ移動することができました~!
まとめ
ノイバイ空港からハノイ市内への安全な移動手段として、他には『市営の路線バス』と『メーター制のタクシー』2つの手段がありますが、今回は航空会社運営の『エアポート・ミニバス』についてご紹介しました。
ノイバイ空港からハノイ市内までの距離を考えると、一律料金のバスを利用するのが断然おすすめ!
そして、実際にベトジェットエアのミニバスに乗車してみたところ、クーラーも効いているうえに、(市営の路線バスにはない)強い日差しを遮断できるカーテンもあって、割と快適に移動することができました!
ただし今回は、タイミング良く乗車できたためにエアポート・ミニバスの方を利用しましたが、
お急ぎの方の場合は、いつ出発するか分からないミニバスよりも、ある程度到着&出発時間が見える市営の路線バス(中でも86番バスが人気)orメーター制タクシーの方がベター…ということもあるかと思います。
状況に応じて、臨機応変に使い分けてみてくださいね^^
(私も次回は、路線バスを利用してみたいと思います!)
ミニバス概要
運行会社 | ベトジェットエア / ベトナム航空 / ジェットスター ※今回はベトジェットエアが運行するミニバスを利用の上ご紹介しています。 |
運行スケジュール | ・各航空会社による ・各航空会社のフライト到着時刻に合わせて配車される |
運行ルート | ノイバイ空港~ニャッタン橋~カウザイ区~キンマー~ホアンキエム湖~ハノイ駅~チャンニャントン通り |
市内までの所要時間 | 約40分~1時間 |
支払方法 | 現金 |
TEL | <ベトジェットエア> (+84) 19001886 または (+84) 28 3526 68 68 |
WEB | ベトジェットエアHP |
※上記は、HORIMIが利用した2023年7月時点の内容です。実際の内容とは異なる場合がありますので、ご了承ください。
※最新情報については、各航空会社にお問い合わせいただきますようお願い申しあげます。