プロローグ:MRI検査のきっかけ
元々、HORIMIは首ヘルニア持ち。日本在住時代は、長時間のデスクワークをしていたため、これ以上症状が悪化しないよう、仕事終わりには、整体・鍼治療や入浴による日々の身体ケアが欠かせませんでした。
しかし、今はベトナム帯同中・・・。日系の整体はいくつかあるものの、こっちで日本人に治療していただくとなると治療費が高額なので、毎日は通えなくなってしまいました。
また、(海外だと当然ですが)住まいにはバスタブがないので、日課だった入浴ができなくなり、日々の身体の緊張や疲れを解せないことにも困っていました。
そんな状態の中で、ベトナムで新たにブロガー・WEBライター活動も始めたことで、徐々にヘルニアの症状が悪化してしまい・・・!
あまりの痛みに、かかりつけの在留外国人向けクリニックの日本人総合医に相談したところ、提携先の大型アメリカ系病院で理学療法治療を受けられるとのことでご紹介いただけることになりました。
早速、その病院へ伺い、理学療法の治療計画を立てるにあたって、まずはMRI検査が必要とのことで、MRI検査をお願いすることになりました。
MRI検査前の問診にて・・・「妊娠の可能性はないよね?」
MRI検査前に、まずはベトナム人整形外科医との問診がありました。その時のやり取りが以下の通り。
ベトナム人担当医「妊娠の可能性はないですよね?(実際は英語で)」
HORIMI「えーと、実は妊活中です・・・!」
ベトナム人担当医「そうでしたか。MRI検査は磁気を使ので、放射線による被ばくの心配もなく、比較的安全ではありますが・・・。妊婦の身体に安全か?と聞かれると、完全に安全と言い切れるほどの医学的データがあるわけでもないんです。
当院の方針としては、妊娠初期の方には、リスク回避のためMRI検査はお断りしています。HORIMIさんの場合は、妊活中とは言え、妊娠が確定しておらず、(妊活期間的に)可能性も低そうなので、今回はHORIMIさんのご判断にお任せしますが、どうしますか?」
HORIMI「うーん。それでしたら、妊活が進んでしまう前に、MRI検査を済ませておきたいです!」
というわけで、MRI検査を受けることにしました。
電話越しの夫から「ちょっと待った!」
MRI検査までは30分ほどの待ち時間があったので、少し1人冷静になって考えてみると、妊活中にMRI検査をすることに、やや不安がわいてきまして・・・一応、今回の担当医とのやりとりについて、仕事中の夫にも共有。
すると、夫がすぐに電話をくれまして、
まずは妊娠検査をして、絶対に妊娠してない!って確証を得たうえでMRI検査した方が良くない?俺だって、まだ妊娠はしてないんじゃないかとは思うけど、リスクは少しでも潰して、不安がない状態で受けた方が良い気がするよ!?
今日は妊娠検査だけお願いして、MRI検査は別日にリスケしてもらったら?
とアドバイスを受けました(^^;
夫の助言を受けて、側にいた日本人医療通訳さんも、「旦那さんが心配されているなら、まずは妊娠初期検査(採血)をしてからが良いかもですね。検査の結果は、今から受けて2時間後には出るので、問題なければ午後にMRI検査を受けられると思います。なので、午前は一旦キャンセルして、午後に再予約を入れますね。」と調整いただけることになり、お言葉に甘えて、まずは妊娠初期検査を受けることにしました。
妊娠初期検査(血液検査)は、医療保険の適用対象外となります。HORIMIの場合は、660,000ドンの実費がかかりました。
妊娠初期検査の結果は・・・?
人生初めての妊娠初期検査を受け、近くのカフェで2時間ほど待機することに。
しかし、カフェに入って1時間経った頃でしょうか・・・日本人医療通訳さんから、電話が入りました。
日本人医療通訳「HORIMIさん!妊娠検査の結果が出たので、すぐに来れますか?!」
注文したドリンクをまだ飲み終えてなかったので、「あれ?なんか思ったより早いな〜?」と思いながら、病院へ戻りました。
日本人医療通訳「妊娠検査の結果は、日本人のドクターから説明をしますので、どうぞこちらの個室へお入りください。」
HORIMI「はい、失礼します。」
日本人総合医「HORIMIさん、実はですね。妊娠検査の結果、”陽性反応”が出ました。この数値からは、”ほぼ”妊娠確定かと思われます。恐らく3週目ですね・・・。」
HORIMI「ん?・・・え?え!え?!(頭の中フリーズ)」
日本人総合医「いきなり言われて、びっくりされましたよね。私たちも、MRI検査の準備をしていたところ、この結果にとても驚いています(笑)そして、今ここで陽性反応が出た以上は、当院の方針として、妊婦にMRI検査はできないんです、ごめんなさい・・・。
次のステップとして、妊娠4週目以降、婦人科で超音波検査をしてもらえますか?まだ超音波検査を終えてみないことには、妊娠確定ではないのですが、今日の結果でほぼ妊娠されていると言えます!喜ばしいことです!とにかくおめでとうございます^^」
HORIMI「あ、あ、ありがとうございます〜!(うわ〜・・・どうしよう!まだ全然実感なくて心が追いつかないよ〜><」
てな感じで、放心状態で部屋を後にしたHORIMIに、日本人医療通訳さんがすぐに寄り添ってくださり、
日本人医療通訳「おめでとうございます!!私もびっくりしましたよ〜!旦那さんの言う通り、妊娠検査を受けておいて良かったですね〜!早速、旦那さんにご報告されたらいかがですか?^^」
ということで、夫へ即電話。
夫は、「まじで?!スゲー!!おめでとう!!!」とびっくりしながらも、私よりは冷静に受け止め喜んでくれました^^
まとめ
今回、夫の助け舟がなかったら、妊娠の可能性に気づかずに、自己判断でMRI検査を受けていたかもしれません・・・!夫の冷静な判断や病院側のご対応に感謝する出来事でした。
今回は、MRI検査きっかけに3週目で妊娠に気づくことができ、おかげで里帰り出産に向けて計画を立てたり、リスク回避のために遠出旅行を泣く泣くキャンセルしたりと、早め早めの行動ができたのは良かったな〜と思います。
今後は、(絶賛つわり中のため)体調が安定次第、HORIMI自身のライフステージに合わせて《ベトナム妊娠生活記録》や《日本里帰り出産記録》を綴っていく予定です。引き続きご覧いただけら嬉しいです^^