シンチャオ〜!ベトナム・ホーチミン在住ブロガーのHORIMIです!
今回の記事では、『タンソンニャット国際空港』から市内までの移動手段についてお話します!
『タンソンニャット国際空港(英語名:Tan Son Nhat International Airport)』は、
ベトナム最大の経済都市・ホーチミンにある空港で、ベトナム南部の空の玄関口。
空港からホーチミン市内中心部までは、約8kmの道のりなので、渋滞がなければ”車で30分”という便利な立地です。
、、、が、しかし!
空港と市内中心部を結ぶ公共交通機関は「ベトナム語オンリーの路線バス」のみで、鉄道がありません!(2023年時点)
なので、タンソンニャット国際空港に降り立って、まずしなければならないのは、
交通の足を手配すること!
そこで今回は、ホーチミン在住の筆者オススメの
「タンソンニャット国際空港からホーチミン市内までの移動手段」を5つご紹介していきます。
タンソンニャット国際空港 場所
タンソンニャット空港は、ホーチミン市北西のTan Binh(タンビン)区にあります。
ホーチミン市内では、ローカルエリアの方になりますが、
(コロナ前の統計では)年間利用客4,000万人超の国際空港がある場所だけあって、
空港の周辺は、ホテルや商店で賑わい、バイクや車も忙しく行き交う活気あるエリアとなっています!
タンソンニャット国際空港から
市内中心部までの移動手段5選
タンソンニャット空港国際線の到着ゲートは、
常時、人人人で大混雑しています。
到着ゲートに集まる人たちの熱気に圧倒されてしまうかと思いますが、客引きにだけ注意すれば大丈夫!
それでは、タンソンニャット空港から市内まで、安心安全にアクセスできる移動手段を一つずつご紹介していきます!
1. メーター制タクシー
タンソンニャット空港で手配できる最もオーソドックスな移動手段が、メーター制タクシーです。
多くの外国人旅行者が利用し需要もある移動手段である一方、
注意点もいくつかあるので、メーター制タクシーについては事細かく説明していきます!
ぼったくり被害防止!タクシー乗車時の注意点
タクシー乗車の際に気をつけたいのが、
①「タクシー?」と執拗に声をかけてくる客引きについて行かないこと!
②タクシー会社を確認せず適当に乗らないこと!!
ベトナムは、アジア屈指の個人事業主大国です。
そんな個人事業ビジネスが盛んなベトナムでは、真っ当にビジネスをしている商売人はもちろん沢山いますが、
残念ながら、個人の感覚・裁量に委ねられている環境を逆手に取り、しかも、「外国人はだましやすい」ということで、
法外な料金を請求しようとする者が、観光業、特にタクシー業界には集まりやすいのです。
外国人旅行者をターゲットにする悪徳商売の存在は、どこの国でもつきものですが、
ベトナムは個人事業主の母数が圧倒的に多い分、どうしても「ぼったくりタクシー」が後を絶たず、
その数はどうしても他の国より多くなってしまうという現状があります。
▼参照:実際にあったタクシーぼったくり事件
>>VIETJO|ホーチミン:空港タクシーのぼったくり被害の通報を、警察が呼びかけ
なので、ベトナムでタクシーに乗る時の心得として、
メーター制を採用している、
信頼できる”タクシー会社”を選んで
乗車するようにしましょう!
外国人も利用する観光サービス・タクシー業に限っては、ベトナムでは「個人事業主なのか?法人なのか?」を見極める必要があります。
法人の方が、政府の管理が行き届いていて、マニュアルや体制(メーター制を採用している等)もしっかり整っているからです。
信頼できるホーチミンのタクシー会社
ホーチミンで営業しているメーター制タクシーの中で、特におすすめしたいタクシー会社は、
「Vinasun Taxi(ビナサンタクシー)」と、
「Mai Linh Taxi(マイリンタクシー)」
以上2社です!
この2社は、現地で最も信頼されている老舗大手のタクシー会社で、
夫の会社は、営業活動では『Vinasun Taxi』のみを利用するよう従業員に通達しているほど。(法人契約と信頼があるため)
また、ビナサンとマイリンどちらも、良心的な初乗り料金とメーター制を採用しているので、言語が通じない外国人旅行者がぼったくられるリスクは、限りなく低いです。
大事なことなので、もう一度言います!
ホーチミンで信頼して乗っていいタクシー会社は、
「Vinasun Taxi(ビナサンタクシー)」
「Mai Linh Taxi(マイリンタクシー)」
の2択です!(迫真)
ベトナムタクシーの料金相場
ベトナムのタクシー初乗り料金の平均相場は、12,000ドン(約60円)と言われています。
タンソンニャット空港から市内中心部までのタクシー料金は、150,000(約900円)〜200,000ドン(約1,200円)に、
空港入場料10,000ドン(約60円)がプラスでかかります。
メーター制タクシーを利用する際の参考にしてみてください!
タンソンニャット国際空港のタクシー乗り場
国際線到着ゲート出口から左手へ進むと、”TAXI STAND”という表記の「タクシー乗り場」があります。
乗車方法としては、このタクシー乗り場に並び、先着順でタクシーに乗り込んでいくというスタイル。
この乗り場の先頭では、空港またはタクシー会社の係員が待機しており、
「どのタクシー会社に乗りたいの?マイリン?ビナサン?」などと声をかけてきますので、
「ビナサン!or マイリン!」と言えばOKです!
2. チケット制タクシー
前払いシステムのチケット制タクシーもあります。
国際線到着ゲート出口から右手へ進むと、「チケット制タクシー」の専用受付カウンターがあります。
ここで目的地を伝えると、事前に乗車料金を知らせてもらえるので、内容に納得したうえで支払いを済ませることができます。
専用車両へは、会計完了次第案内してもらえますよ。
こちらも、ぼったくり被害に遭う心配もなく、タクシー乗り場で順番待ちをする必要もありません。
ただし、乗車料金は、メーター制タクシーより少し割高となる点だけご容赦ください!
3. 現地旅行会社の空港送迎サービス
(日本語ガイド付き専用車もアリ)
・日本にいるうちに交通手配は済ませて、到着日の手間を省きたい!
・快適に安全に市内へ向かいたい!
そんな方には、現地旅行会社の空港送迎サービスが最適。
国際線到着ゲート出口にて、日本語を話せるガイドがネームプレートを持ってお迎えしてくれるので、合流したら、あとはガイドの誘導に従って専用車両に乗り込むだけ!
ご紹介する5つの移動手段の中では、最も高額なオプションとなりますが、
合流からホテルチェックインまでの間、ガイドが日本語でサポートしてくれるので、「海外が不慣れ・初めてのベトナム観光で不安…」という方も安心してご利用いただけますよ!
\ 以下の現地オプショナルツアー予約サイトで「空港送迎サービス」の料金確認&予約ができますよ~!/
4. <リピーター向け>
配車サービス「Grabタクシー」
「Grab(グラブ)」とは、東南アジアで最も普及している配車アプリのこと。
アプリ上で出発地と目的地を設定するだけで、事前に料金やドライバー、車両タイプが確定することができます!
使い勝手の良さやトラブルを回避できる点から、ホーチミン市内では、多くの外国人旅行者・在留者がGrabを重宝しています。
ただし、Grabを利用するためには、「携帯番号の認証作業」が必要、、、!
空港到着後すぐにGrabを利用するには、
- 日本出国前にアプリのダウンロードと登録・認証作業を済ませておく+ネット・Wi-Fi環境
- 空港到着後に携帯番号付きのSIMカードを購入+アプリのダウンロードと登録・認証作業+ネット・Wi-Fi環境
以上2パターンのどちらからで、事前準備が必要となります!
また、たとえGrabタクシーを呼べたとしても、タンソンニャット空港の不定期な規制変更により、配車タクシーの乗り場が変更されることもあるので、
旅行者が空港到着直後に利用する移動手段としては、やや手間やハードルがあります、、、!
Grabは、市内に着いてから諸々設定して、
市内観光から使い始めるつもりでよいかと思います!
5. <ベトナム旅上級者向け>
公共路線バス
公共の路線バスや民間運営のバスも、空港⇄市内間で運行しています。
バス車内でのやりとりは全てベトナム語で、
しかも時間通りに運行されていないこともあります。
外国人旅行者にはあまりおすすめできませんが、5つの移動手段の中では、最も安価な移動手段ではあります。
ベトナムの風土や土地に慣れている方であれば、
ローカル体験の一つとして楽しめるかな〜と!
まとめ
以上、タンソンニャット国際空港からホーチミン市内中心部までの移動手段についてご紹介しました!
ご自身の旅行スタイルと照らし合わせて、最適かつ安全な移動手段を選ぶことは、
ベトナムだけでなく、海外での旅を幸先よくスタートさせるコツでもありますよね。
タンソンニャット空港から市内までの移動に関しては、
ご紹介した5つの手段から選んでご利用頂ければ、ムダなトラブルを回避できるはずなので、ぜひ参考にしてみてください^^
\ ベトナム初訪問の方は、これらの記事も合わせて参考にされてみてくださいね〜! /