先日、JTBベトナム(JTB TNT Co., Ltd.)さんのマイバスツアーを利用して、クチトンネルとメコン川へ日帰り旅をしてきました!
私たち夫婦が今回申し込んだツアーは、JTBさん手配のドライバーさん&日本語ガイドさんと共に、専用車(ワンボックスカー)で観光地を巡るという完全プライベートなもの!
大型バスで行く団体募集ツアーも良いけど、ホーチミンからクチトンネルとメコン川をセットで楽しみたいなら、プライベートツアーの方が、断然快適でマイペースに観光できて、個人的にはオススメしたいです。
今回は、ホーチミン観光のオプショナルツアーとしても人気の【クチトンネルとメコン川】をプライベートツアーで巡った体験レポートをお届けします。
ベトナム旅行のヒントになれたら幸いです。それでは、しゅっぱ〜つ!!
「クチトンネル×メコン川」のセット観光ならプライベートツアーがオススメ!
クチトンネルとメコン川がセットで組まれているツアーは巷で結構多いので、どっちもホーチミンから近いのかな〜と思いきや、、、実は、そうでもないのです。
上のGoogle Mapの通り、クチトンネルはホーチミンから約50km以上北西、メコン川があるミトーはホーチミン から約70km以上南西に位置しています。つまり、実際の行程は、三角形を描く形で、ホーチミン →クチ→メコン川(ミトー)→ホーチミンを大移動するトータル200km以上の旅になります!
そんな長旅を実際に体験してみて、募集型バスツアーよりプライベートツアーにしといて良かった〜!
と私が思った理由は以下の通り。
- 自分たちの滞在先近くで集合&解散できるから省エネ。
- 車内がゆったりしていてくつろげる。(JTB専用車の席数は16シートと広々!)
- 余計な寄り道がなく(お土産屋さんとか)、移動中はぐっすり眠れる。
- 日本語ガイドさんとの会話をゆっくり楽しめる&すぐに質問や相談ができる。
- 車内クーラーの温度調整を自由にできる。
- ガイドさん&ドライバーさんによっては、融通を効かせてくださることもある。
※補足1 本当の出発時間は7:30だったのですが、私が早朝体調不良だったため、ガイドさんに相談して8:00出発にずらしてもらいました。薬を飲んで回復し無事出発できましたが、時間調整して下さったのは本当にありがたかったです。
※補足2 交通状況によっては行程に影響が出ることもあるので、ガイドさんと相談しながらではありますが、自分たちで各所の滞在時間を調整する余地があったのは良かったです。
出発直前は体調不良でどうなることかと思いましたがw(バスツアーなら完全にアウト!)
今回日本語ガイドを担当してくださったクァンさんがとても魅力的な方で、クァンさんのガイディングのおかげで、ストレスフリーで楽しい旅となりました♪
それでは、実際の行程に沿って、今回のツアー内容を見ていきましょう!
行程について
ホーチミンからクチトンネルへ向け出発【JTB専用車】
※本来の出発時間は7:30です。
クチトンネル観光(たっぷり2時間!)
ランチ@Mekong Rest Stop(ミトー)
埠頭からメコン川中州へ移動【水上ボート】
中州にあるトイソン島を観光【徒歩】
・アフタヌーンティー①
・散策
・アフタヌーンティー②
メコン川クルーズ【手漕ぎ舟】
ミトーからホーチミンへ向け出発【JTB専用車】
ホーチミン着、解散
ざっくりとこんな感じの行程でした。
ご覧になって分かる通り、1つ1つの観光地での観光や移動は、そこまで急か急かすることなく、自分たちのペースに合わせて行程を組んでもらえました。その点が大満足ポイント!
それでは、順を追って各行程について詳しく見ていきましょう!
JTB専用車がお出迎え!Door-to-Doorで出発!
今回のプライベートツアーでお世話になった専用車がこちら!
JTBさんのコーポレートカラーである真紅のボディが目印!遠くからでも一目で見つけられるかと思います!
クチトンネルとメコン川をセットで回るとなると出発時間は早朝になるので、こちらが指定する場所まで迎えに来て下さるのはとてもありがたいです。集合場所までの移動で意外とエネルギーを使っちゃうものなので。
今回は、我が家から一番近くの路駐できるスペースが集合場所となりました。
※観光でホーチミンに短期滞在中の方であれば、滞在先ホテル前のお迎えでお願いしておくと良いと思います。
専用車の方に向かうと、笑顔が素敵な日本語ガイドのクァンさんとドライバーさんが出迎えてくださいました。
私のせいで出発が遅れちゃったよ、、、と落ち込んでいましたが、クァンさんの笑顔に救われ気持ちを切り替えることができました!ありがとう、クァンさん、、、!
クチトンネルに向かうまでの間は、クァンさんと「ベトナムでの新生活はどうですか〜?」的な話をしたり、ベトナム戦争についての予備知識を教えてもらったりと楽しい会話が続きました。が、いつの間にか!
車に揺られシートも倒して気持ち良くなった私たちは、寝落ちしちゃってました。(笑)
ホーチミンから専用車で1時間半、クチトンネルに到着!
クァンさんの爽やかな「おはようございま〜す!」で目覚めた私たち(-_-)zzz
ホーチミンから専用車で揺られること1時間半。クチトンネルに到着!
ベトナム戦争の戦場となったこの場所は現在国家特別遺産として保護されており、その一部が観光客向けに開放されています。
ベトナム戦争の激戦区「クチ」において、米軍との攻防を繰り広げた当時のゲリラ軍(南ベトナム民族解放戦線)が軍事拠点としていた地下道のこと。全長250km以上もあると言われています。
ゲリラ軍は、クモの巣のように張り巡らされたこの狭く緻密なクチトンネルと、ベトナム人特有の「小柄な体格」「忍耐力」を駆使して、地道なゲリラ作戦を展開。武力では勝っていたはずの米軍でしたが、このクチトンネルを攻略できないまま、ベトナムからの撤退へと追い込まれたのです。
施設内には、解説映像(日本語あり)観賞エリア、お土産屋さん、カフェ休憩スペース、射撃場がありました。
ただ、施設内には専属のガイドスタッフはいないようで、他の外国人観光客も、ツアー会社が手配したガイドさんに解説してもらいながら回っていました。
私たちのガイドのクァンさんも丁寧な日本語解説と、そのユーモアなキャラクターで楽しませてくれて、おかげで自力で行くよりも何十倍もクチトンネル観光を楽しむことができたと思います!
予定よりちょっと遅れてランチ@ミトー
クチトンネルでたっぷり2時間過ごしたので、ランチタイムが予定より後ろ倒しに!(笑)
でも、お昼のピーク時を避けられたので、それはそれで良かったのかも?
ランチは、ミトーにある「Mekong Rest Stop」というレストランで、郷土料理ランチをいただきました。
ベトナム南部の名物「エレファントイヤーフィッシュ」「風船餅」「フーティウ」など、食べきれない程盛り沢山のメニューに舌鼓♪
ミトーの埠頭に到着、メコン川へ!
「Mekong Rest Stop」から車で15分程で、ミトーの埠頭に到着。
この埠頭からメコン川の中州にある「トイソン島」に向かうため、年紀が入ってそうな哀愁感漂うボートに乗船!
ボートの中でも、クァンさんは、
「雨季のメコン川はコーヒー牛乳色になるんですよ〜。」
「あそこに見える大橋は、日本の天皇陛下(当時の皇太子様)も訪れましたよ〜。」
と解説してくれたり、写真を撮ってくれたりと、完璧なガイディングで楽しませてくれました!
この日は雨季では珍しく終日晴天で、クルーズ日和!!
メコン川から吹く風が本当に気持ちよかった〜!
メコン川中州・トイソン島でアフタヌーンティー、散策
トイソン島に上陸すると、すぐ目の前には休憩スポットが。
島民の方から、手作りのはちみつ茶とバナナチップスでもてなしていただきました。程よい甘味で美味し!
そして、メコン川を前に、なんと優雅なアフタヌーンティーでしょうか!
この休憩所は養蜂場でもあるようで、蜜蜂の群れも見せてもらいました。
お昼寝中だったけど、ペットとして買われているアナコンダちゃんもいました。
希望があれば、首に巻き付けて記念撮影できるみたいです。
私たちは先を急ぎたかったので、糖分補給できたところで、早速島内散策へ。
メインストリートは、アフターコロナで徐々に賑わいを取り戻している印象でした。
ちなみに写真のハンモック体験ですが、がっつり一般のご家庭のものでして(笑)
クァンさんが家主の方から許可をもらって、私たちも寝そべらせてもらいました。
実は、ホーチミンからの道中、私は車窓越しにハンモックを何度も目撃していまして。
クァンさん曰く、この地域にはハンモック文化があって、長旅をするライダーさんのためにカフェや休憩所にも完備されていたり、一家に一台はあったりするよと聞いて、私が「ハンモック欲しいな〜」と興味津々になっていたことから、気を利かせてハンモック体験をさせてくれたのです♪
こういうちょっとした立ち寄りができるのも、プライベートツアーならでは!
島内の果樹園地帯に入ると、モンキーバナナやジャックフルーツ、マンゴー等、様々な種類の果物が栽培されていました。
このトイソン島は、ベトナムでも有数の南国フルーツ名産地とのこと。
そして果樹園内にあるカフェにて、本日2回目のトイソン島アフタヌーンティー!
これでもか!と言わんばかりの採れたて新鮮フルーツがテーブルに並びます。
フルーツをつついていると、ギターリストと歌い手4名の地元楽隊が現れ、変わり番子にベトナム民謡や日本の「幸せなら手をたたこう」を歌ってくれました。なんと手厚いおもてなし!
ベトナムではチップを払う機会はそうそうないのですが、今回は楽隊側からチップを求められたので、お礼に5万ドン(約280円)を渡しました。
本ツアーのハイライト!メコン川クルーズ【手漕ぎボート】
2回目のアフタヌーンティーでお腹がパンパンに満たされたところで、メコン川クルーズの出発地点へ。
ミトー観光のフィナーレ、メコン川クルーズの舞台は、ヤシが生い茂る島内の水路。全長2kmを15分かけてゆっくり巡ります。
船頭・副船頭を務めるのは地元の方々。でも、観光客も加勢して漕ぐことができます。
夫とクァンさんが頑張って漕いでいる中、私は舟内のノンラー(三角形の笠)を被り、写真撮影に勤しみました(笑)
水路沿いにはポツポツと住宅もあったので、島民の方々のリアルな営みが垣間見えて、人と大自然の共存風景を楽しめたジャングルクルーズでした。
島内では、ちょうどカラオケ大会?があっていたようで、誰かが演歌風に熱唱する歌声が響き渡っていて(笑)
思わぬBGMに耳を傾けながら、平和で穏やかなひと時に浸りました。
私自身、ベトナムへ移住したばかりで、ホーチミンという大都会で暮らし始めて1ヶ月。意外と疲れていたんでしょうか?
水路を漂いながら、ゆっくりと流れていく15分間は、かなり心に染みました。癒された〜!
こういうボーッとする時間を持つことも大事だよ、ってメコン川が教えれくれたような気がします。
帰路へ(ホーチミン 着)
最後の行程「メコン川クルーズ」を大満足で終え、再びメコン川を渡り、ホーチミンへ戻る専用車へ。
たくさん五感を使ったし長旅でもあったので、帰りは爆睡。ずっと寝てました(笑)
私たちは、解散後そのままディナーにしたかったので、ホーチミン市内の海鮮料理店前にて解散することに。
私が「楽しかった〜!また行きたい!」と言ったら、
「私、明日空いてますよ?今日はリハーサルでしたので、明日の本番ツアーはどこで集合にしましょうか?」
と最後まで笑わせてくれたクァンさんでした。
いや、冗談抜きで、もし友達や家族がベトナムに来てくれたら、このツアーでクチトンネルとメコン川へ連れて行きたいし、その時はまたクァンさんにガイディングして欲しい!
クァンさん、本ツアーを盛り上げてくれて本当にありがとうございました〜♪
さいごに
以上、クチトンネルとメコン川クルーズをセットで行くJTBマイバスツアーの体験レポートでした!
ホーチミンから日帰りで行けるということで、ホーチミン発オプショナルツアーの中でも人気のクチトンネルとメコン川クルーズ。
多くの現地旅行会社が両エリアを行先としたツアーを催行しているので、沢山のツアーがありすぎてどれが良いか迷う!
という方もいらっしゃるかと思います、、、!私もそうでした。
現地へ行ってみると、結構長旅で見所も満載だったので、その点を踏まえつつ、一つの選択肢として参考にしてもらえたら幸いです。
そして、もしこの記事を読まれて、JTBさんのマイバスツアーが気になった方は、以下公式サイトへ行かれてみてください!
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※ツアー参加日:2022年10月29日
※ツアー内容・価格帯は全てツアー参加日時点のものです。現在の内容とは異なる場合もありますので、詳細については、必ず窓口へお問い合わせください。