シンチャオ〜!ベトナム・ホーチミン在住ブロガーのHORIMIです。
実は、本記事を皮切りに「ホーチミン在住者と街歩き企画」を始めたいと思っておりまして!
記念すべき第1弾目の今回、一緒に街歩きをしてくださったのは、日系婦人服店『Simple Mode』にて販売員を務めるLihuiさんです〜!
Lihuiさん、どうぞよろしくお願いします〜!
お久しぶりです!『Simple Mode』のLihui(リーフイ)です。
今回私がご案内する街歩きスポットは、ホーチミン5・6区にある中華街『Cho Lon(チョロン)地区』です!
そう言えば、Lihuiさんは職業柄、衣類や雑貨を探しに、よく5区の市場へ行かれると言ってましたよね!
実は私、まだ5区『チョロン』へ行ったことがなくて・・・Lihuiさん流の街歩きをぜひ教えてください!
『チョロン』では、中国寺院巡りや本格中華料理を楽しむ以外にも、市場や卸問屋、個人商店巡りも面白くてオススメですよ〜!
今回は、一緒に『チョロン』の市場や卸問屋を巡ってみましょうか!
※記事内にGoogle AdSense広告を含みます。
\今回の街歩きナビゲーター/
『Simple Mode』販売員 Lihuiさん
【学歴】武蔵野美大工芸デザイン課中退後、文化服装学院にて服飾を学ぶ。研究室で2年助手を務めるとデザイナーの道を志すように。また、趣味の中国語が高じて中国留学も経験。
【経歴】メゾピアノなどの子供服ブランドのデザイナーとして11年間従事後、1999年から中国に渡り、生地製作や生産・品質管理を担当。2015年からベトナム・ホーチミンへ転勤。繊維商社退社後は、フリーで品質管理及び関連工場管理の仕事をしながら、2023年からは『Simple Mode』にて販売員も務める。
\日系婦人服店『Simple Mode』についてはこちら!/
それでは、「Lihuiさんと行く!ホーチミン5区『チョロン』の街歩きレポート」をお届けしていきますー!
AM8:30 路線バスに乗って5区へ(プチ・ローカルバスの旅!)
Lihuiさんから集合場所として指定されたのは、なんと「市内路線バス【1番線】」のバス停!
1区『ティーサック(Thi Sac)通り』上にある『Công Trường Mê Linh』というバス停が、今回の街歩きのスタートです!
写真の通り、バス停を示す標識があるものの、他の道路標識に埋もれて見過ごしてしまいそうな外観ですが・・・
「『MAISON DE BIJOUX』という宝石店が近くにあるよ〜」と、事前にLihuiさんから伺っていたので、それを目印に向かいました!
HORIMIにとっては、今回が初乗車となる市内路線バス!
今回の企画がなければ、Lihuiさんのナビゲートがなければ、自発的に路線バスに乗ってみよう〜!とはならなかったと思うので、HORIMIの視点では辿り着けない、Lihuiさん流の街歩きに触れられて新鮮でした^^
これぞ街歩き企画の醍醐味ですね〜!!
やがて、Lihuiさんと合流し、チョロン行きの1番線バスも到着!
(ちなみに今回の8:30発の路線バスは、8:28バス停到着&待機→8:32出発でした。参考までに!)
Lihuiさんは、普段から路線バスを使いこなしているそうで、余裕の表情でご乗車!
一方、初乗車となるHORIMIは、車内デザインとか、「運転手さん以外に添乗員さんもいるんだー!」とか、見るもの全てが新鮮で終始ソワソワでした(笑)
やがてバスが出発し、添乗員さんが乗車料金を回収しに席までやって来ましたが、その価格に驚愕・・・!
乗車代金は5,000ドン(約30円)!しかも、一律料金です!
バスがどんどん進んで行くにつれて、続々と乗客も増えていき、車窓からは、HORIMIが見慣れないローカルな景色が広がっていきました・・・!
そして、バスで走ること35分。終点『チョロン』のバスターミナルに到着〜!
1区では見たこともないガヤガヤとした光景が広がっていて、どローカルなエリアにやって来たことを実感!
ということで、Lihuiさんのナビゲートのおかげで、市内路線バス乗車デビューを果たしました〜!ありがとうございます!
Lihuiさんからきっかけをいただいて、新しい世界を垣間見る貴重な機会となりました^^
参照:ホーチミン市路線バス【1番線】ルート
(引用元:BusMap Web)
バスターミナルから徒歩約3分
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AM9:10 プラカゴの卸問屋『チートゥー(Chi Tu)』
『チョロン』に到着して、まず最初にLihuiさんと訪れたのは、バス停すぐの『チートゥー(Chi Tu)』!
『チートゥー』は「プラカゴ」の卸問屋で、市内中心部の土産店といった小売業者向けにプラかごを卸売りされています。
つまり、こちらの店舗へ足を運べば、市内中心部のどのお店よりもお値打ち価格で「プラカゴ」を購入できるというわけ!
Lihuiさんの案内と店員さんの手招きを受け、早速店内へ!
店内は、民家の玄関・居間に大量のプラかごが積まれているという感じでしたが、店員さんが笑顔で歓迎してくれたので、入りづらさはありませんでした^^
そして、感動したのは『チートゥー』の豊富な品揃え!サイズからデザインに至るまで、とにかく種類が多くて、宝物探しをするような感覚でウィンドウショッピングを楽しめました〜!
店内ラインナップの中から、Lihuiさんイチ押し商品をいくつかご紹介!
これらが私が気に入った品々です!色合いも編み込みデザインも可愛いものばかりです!
1番バスの終点から歩いてすぐなので、ローカルバス旅ついでに、ぜひ訪れてみてくださいね♪
ちなみにHORIMIも、↑こちらのプラカゴを購入しました〜!
淡いベースカラーとパキッとした2色で彩られた花柄のコントラストが素敵で一目惚れ!
しかも、お値段たったの「100,000ドン(約500〜600円)」!
おそらく市内最安値なんじゃないかと思います・・・!
『Chi Tu』から徒歩約5分
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AM9:25 チョロン最大市場『ビンタイ市場(Cho Binh Tay)』
次に訪れたのは、『ビンタイ市場(Cho Binh Tay)』。
『ビンタイ市場』はチョロン最大規模を誇る市場で、観光客向けと言うよりは地元密着型&卸売向けの場所となります!
1区の王道観光スポット『ベンタイン市場(Cho Ben Thanh )』、Part 2でご紹介する『アンドン市場(Cho An Dong)』と並んで、ホーチミン三大市場の一つに数えられているそうです!
Lihuiさん、ローカルの喧騒に臆することなくドンドン市場内へ!
Lihuiさんが業者さんの眼差しへ変わっていくのが分かりました!(笑)
152番:セミオーダーメイド・サンダル『タイン・ヒエン(Thanh Hien)』
Lihuiさんがまず案内してくださったのは、152番『タイン・ヒエン(Thanh Hien)』。
サンダルをセミオーダーで作ってくれる店舗です。
ちなみに、どんなオーダーシステムなんですか?
まずは、お好きな「サンダルの土台」「甲バンド」「その他装飾パーツ」をサンプルから選び、オーダーします!
次に、店内の職人さんがホチキスで仮止めをしてくれますので、試着をしながら甲の高さを合わせてもらいましょう!高さも決まったら釘で打ち止めしてもらい完成です!
その場でセミオーダーしてすぐに制作、15分程でスピード仕上げしてくれるのが魅力なんですよ♡
ほぉ〜!面白いシステム!それで1足おいくらなんですか?
『タイン・ヒエン』さんは1足20万ドン(約1,000〜1,200円)で製作してくれますよ!ちなみに私は、『ティーゲー市場』という別の市場ですが、1足15万ドン(約750〜900円)で製作してもらいましたよ〜!
その時の詳細は、私のAmebaブログにて綴っているので、ぜひご一読ください↓
https://ameblo.jp/lihui8311/entry-12831341876.html
そんなにお安く!?私も世界に1つだけのMYサンダル作ってみよ〜!
それでは、さらにビンタイ市場内を進んでいきましょう〜!
135〜147番:ノンラー・扇子・テト用品コーナー
屋外の「135〜147番」コーナーには、多種多様なノンラー(セミオーダー可)や扇子が陳列されていました!
ちょうど訪れた時期がテト前ということもあり、テト仕様の華やかな色合い・デザインの品揃えが多かったです。
171〜180番:キッチン用品・食器コーナー
お隣りの「171〜180番」は、キッチン用品や食器のコーナー。
国内外で人気のベトナム民芸皿「ソンべ焼き」などが10枚組で販売されていましたよ〜!
掘り出し物がたくさんあるので、キッチン用品・食器をまとめ買いしたい方はぜひこちらへ!
『ビンタイ市場』から徒歩約5分
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AM9:40 『チャン・チャイン・チェウ市場(Tran Chanh Chieu Market)』
『ビンタイ市場』を後にして、次にLihuiさんからご案内いただいたのは『チャン・チャイン・チェウ市場(Tran Chanh Chieu Market)』。(市場名の由来は、ベトナムの偉人で革命家の”Gilbert Tran Chanh Chieu”から来ているそう。)
チョロン・バスターミナル沿いにある『チャントゥー(Tran Tu)通り』一帯が、フリーマーケットとなっています!
『チャン・チャイン・チェウ市場』の様子
このように、東南アジアならではの生鮮食品が一同に勢揃い!(南国フルーツが多め)
これだけ大規模な青空市場は、日本では中々お目にかかれないと思うので、かなり見応えがありますよ!
この通り、精肉も豪快に売られていたり、
食用の鶏も生きたままで売られていたり。大人しくお座りしてる・・・(*_*)
そして、市場の人混みの中へ、「シクロ(旅客用三輪車)」でガンガン突っ込んでいく欧米観光客グループも恐るべし・・・!
カオスな現場ではありましたが、アボガド1個10,000ドン(約50〜60円)で売られていたりと、どれも破格のお値段!
しかも一度に沢山の南国食材に出合えるという、なんとも面白い青空市場でした♪また来たい!
AM9:45 ガン・ティン(Ngan Thinh)
『ガン・ティン(Ngan Thinh)』は、『チャン・チャイン・チェウ市場』と同じくチャントゥー通り上にある麻袋の専門店です。
Lihuiさんは、以前こちらでコーヒー豆やインテリア用の麻袋を購入したことがあるそうで、オススメしてくださいました!
「SOMEDAY I’LL BE A LOIUS VUITTON(いつかルイ・ヴィトンになってみせる)」に思わずクスッとなりました(笑)
『チャントゥー通り』から徒歩約3分
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AM9:50 達順(Dat Thuan)
(※Google Mapに登録がないため、付近の登録されている店舗にピンしています。)
次に訪れたのは、『達順(Dat Thuan)』。ラタンや竹製のインテリア工芸品を扱う専門店です。
店名が漢字表記の通り、中華系のお店です。
思わず手に取りたくなるような温かみのある商品ばかりですよ♡
『達順』から徒歩約3分
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AM9:55 チャータム教会
続いては、中華街の中で一際西洋の薫りを放つ『チャータム教会』(別名『聖フランシスコ・ザビエル教会』)を訪問。
創建から100年以上の歴史があり、現在でもチョロンに住むカトリック信者のミサが行われています。
また、この教会は、ベトナム史上歴史的な大事件が起きた場所でもあります。
なんと、旧ベトナム共和国(南北統一前の南ベトナム)初代大統領が、1963年に勃発したクーデーターにより、この『チャータム教会』前で暗殺されたのだそう・・・。(参照元:地球の歩き方)
ベトナムの歴史的建造物でありながら、中国文化と西洋文化が融合するとても珍しい教会です。
観光客も無料で入場できるので、喧騒の中の静けさをぜひご体感ください^^
ちなみに『チャータム教会』は、生地問屋が密集する『チャンフンダオ(Tran Hung Dao)通り』の突き当たりにあります。
・・・ということで、Part 1はここまでにして、次回Part 2は生地通りと呼ばれる『チャンフンダオ通り』から街歩きスタートです〜!
まとめ
今回は、ホーチミン在住者との街歩き企画第1弾目として、『Simple Mode』のLihuiさんと歩く「5・6区中華街『チョロン』の市場巡り旅(前編)」をお送りしました〜!
街歩き前のHORIMIは、「チョロンとは、ホーチミンの”チャイナタウン”。」というぼんやりとしたイメージしかなかったのですが・・・
服飾のプロで中華通でもあるLihuiさんナビゲートのもとでチョロンを街歩きした結果、ローカルバスを使ってちょっとお出かけするには最適のエリアで、しかも市内中心部では出合えいないようなローカル市場や卸問屋巡りができる!ということが分かりました〜!
Part2は、生地問屋通りからのスタートで、こちらもディープな街歩きとなる予定ですので、ぜひご一読ください〜!
Lihuiさん、ローカルを大満喫できるチョロンの街歩きをご紹介くださりありがとうございます〜!引き続き、後編もよろしくお願いします〜!
この後は、生地問屋通りと、私おすすめのチェー屋さんでの休憩を挟み、ローカル市場4箇所をご案内予定です♪後編もお楽しみに〜!
※上記は、HORIMIが訪問した2024年1月時点の内容です。実際の内容とは異なる場合がありますので、ご了承ください。
※最新情報については、各店舗にお問い合わせいただきますようお願い申しあげます。