【ベトナムのバイク・歩道事情】歩行者は超歩きづらい!それでも街歩きが楽しい!という話 | ホーチミン生活体験記

ベトナムの歩道事情
HORIMI

シンチャオ!
ホーチミン在住の駐妻OLブロガー・HORIMIです!

私事ですが、先日、
ホーチミンの街中を歩いていたところ見事にズッコケてしまい(笑)
手のひらを擦りむいちゃいました(^^; あいたたぁ・・・

そこで今回、ベトナムの歩道で同様の被害者(?)を出さないために!

「ベトナムの歩道は、歩道なんだけど、歩行者にはアン・フレンドリーなのでご注意を〜!」

というお話をまずしていきたいと思います!

でも、ベトナムの街歩きが楽しくないわけではないので、そこは誤解しないでくださいね!

路上商売が盛んな国ということもあり、活気のある通りが本当に多くて、歩いているだけでもエネルギーをもらえますし!

ベトナムには、”ヘム”と呼ばれる小さな路地が沢山あるのですが、そういう所で商売をしている隠れ家店も結構ありますので!街中散策は基本楽しいですよ^^

ただ、ベトナムの歩道事情を知ってるか知ってないかでは、ストレスの度合いが大きく変わってくるはず。

前もって知っておいていただき、より楽しく!安全に!ストレスを少しでも軽くして!街歩きを満喫してもらいたいです^^

目次

ベトナムの歩道事情

それでは、ホーチミン市1区Nguyen Thi Minh khai(グエン・ティ・ミン・カイ)通りを舞台に、ベトナムの歩道事情についてご紹介していきます!

ちなみにこの通りは、オフィスや大学、飲食店が集結する場所で、かつ、外国人向けのサービスアパートメント(日本人向けもあります!)や日系スーパーもあるため、

現地人も外国人も集う活気あるローカル・ストリートの象徴みたいな所です。

歩道は、バイカーの駐輪場兼もはや車道になっちゃってる

見よ!歩道にずらりと並べられたバイク達!

歩道上にバイクを駐輪することになっているケースが多いので、歩道の幅が急に狭くなったり、そもそも塞がっていたりします。(笑)


そして、↑このように、隙あらばバイカー達が歩道へ乗り上げてくるし、普通に走行もします。


他には、段ボールを広げていたり、バイク修理をしていたり。

歩行者は肩身が狭くなる程、あらゆる障害物に行く手を阻まれます、、、!

この光景を見慣れたはずの私ですが、それでも歩行中、急に背後に迫ってきたバイカーから「どけよ!!」と言わんばかりに、クラクションを鳴らされると超びっくりするし、

「いやいや、ここ歩道だからね?歩行者の領域だからね?」とお説教したくなります(笑)

が、日本の常識は通じない異国の地では「郷に入っては郷に従え」!
グッと堪えて道を譲るのが賢明です!

「歩行者優先」の概念はない!

横断歩道の渡り方にも直結する、ベトナムの交通概念についてもお話ししておきます。

日本では「歩行者優先」という言葉があるように、横断歩道では歩行者の通行が優先されますよね。

でも、その常識、、、ベトナムでは一旦忘れる必要があります。(笑)

ベトナムの交通概念では、”バス>車>バイク>歩行者”!

ベトナムの交通概念では、「大きい方が強いから優先されるべき!」という考え方なので、
優先順位は上図の通りになります!

サイズ的にバスが最強、それに続くのは自動車、バイクで、歩行者は最下位となってしまうのです。。。

そのため、信号がない横断歩道では、バイクや車が歩行者のために止まってくれることは、まずありません!

特に、バイクより強いとされているバスと自動車は、かなり強気で走行していますので、一番弱い立場の歩行者は無理して渡らないこと、逆らわないことです!

慣れるまでは、信号のある横断歩道を見つけて渡りましょう!

が、、、!信号があるからといって、まだ安心できないのがベトナム!(笑)

たとえ車道側が赤信号だとしても、対向車さえなければ、走行車両は右折も左折もして良いことになっています。赤信号で本当に止まるのは、直進車両のみ。

つまり、横断歩道が曲がり角にある場合は要注意!
青信号で歩行者が横断歩道を渡ろうとしている際にも容赦なく、
曲がり角からバイクや車が容赦なく突っ込んでくるのです( ̄▽ ̄;)

横断歩道歩行中はスマホをいじらず、車道側の動きをよく見て渡りましょう!

もしくは、車両の群れが過ぎ去ってから横断するか!

安全第一でいきましょうね!

歩道はチェアリングを楽しむ場でもある

ベトナムには、歩道上にローテーブル&イスを並べて、チェアリングを楽しむというユニークな文化があります。

昔から歩道上で商売をする露店商が多く、路上ビジネスが盛んなことも関係しているかもしれませんね!

露店商の周りは、屋台メシに食らいついたり、コーヒーで一息ついたり、、、と人々の憩いの場と化しています。

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Nguyen Thi Minh Khai通り以外の通りもこんな感じ!

そして、金曜日の夜ともなれば、チェアリングする若者たちで歩道が占拠されることもしばしば。

ベトナム人は歩くのが嫌い。つまり、歩道の整備が進まない

小回りが利くバイクを日頃から乗り回しているベトナム人。

どこへ行くにもバイクに乗ることが多いためか、歩くのが苦手・嫌いな人が多いみたい。

そう、、、そもそも、ベトナム人は歩道を歩く機会が少ないのです!

だからか、歩道の整備は後回しにされがちなようで。。。

結果、歩道の舗装は、こんなかんじでガッタガタ!

足元をよく見てないと段差に引っかかって、私みたいにコケちゃいますのでご注意を!(笑)

それに、こんなガタガタ道を歩くことになるので、結構膝に負担がかかるのです。。。

ベトナムで街歩きをする際は、クッション性の高いスニーカーを着用されることをオススメします!

加えて、ホーチミンでは雨季(5月〜10月)になると、至る所に水たまりが発生します。(プチ冠水することも!)

雨季期間中、街を歩いていたら急な雨に降られた〜!なんてことはよくあるので、そんな時、私はカフェに避難するか、タクシーを呼ぶかして、無理のない範囲で街歩きをするようにしています!

以上のように、ベトナムの街歩きには多くの障害物が付きまといます、、、!

だから、ゆる〜い心を持って臨んでみてください!

むしろ、日本にはないユニークな路上文化を面白がる!”ぐらいの心構えがちょうどいいかもしれません^^

それでも、ベトナムの街歩きが楽しいワケ

ここまで述べてきた通り、日本とは異なる歩道事情や交通概念に、私も当初は戸惑っていましたが、

今ではすっかり慣れて(見事にズッコケたけどねw)、日本にはない良さも見出すことができるようになりました!

なんだかんだでベトナムの街歩きを楽しめている私目線から、ベトナムの街歩きが楽しいと思えるワケをご紹介します!

カフェも名店も”ヘム(小さな路地)”にあり!

ベトナムには、『ヘム』と呼ばれる小さな路地が、迷路のようにいくつもあります。

大通りは、露店商売をする商い人やチェアリングをたしなむ人などで、活気がありとても賑やかですが、

ヘムには、それとはまた違う魅力があります。

ヘムにこそ、隠れ家的名店やユニークな雑貨屋、カフェが隠れているのです!

日本だったら、そんな狭い路地裏には住宅しかないかと思うのですが、ベトナムの『ヘム』には、住宅だけでなく個人商店も軒を連ねています!

例えば、↑こういったヘム。
車は通れない程の小さな路地ですが、奥へ進むと・・・

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↑こんな素敵カフェやレストランが♡

大通りから離れている分、静かで落ち着いた空間を売りにしている店舗が多いです!

立地的にも木陰で涼しいので、ちょっとした避暑地になりますよ^^

私は、「ヘムにこそ名店がある!」と思っているので、未知のヘムに遭遇したら、好奇心をくすぐられちゃって、中を探索したくなります!

そうして、たまたま通りがかったヘムでお気に入りのお店を見つけると、ご縁を感じてなんだか嬉しくなります♪

こんなにも寄り道が楽しい!ってことを教えてくれるヘム文化は、ベトナムならではだと思います!

※ヘムでもバイクは走行してOKとなっていますので、ヘム探索中は背後から来るバイクにご注意ください!※

路上の治安維持に務める警備員さんが心強い!

「異国の地で、女ひとりの街歩きって、、、こんなにへっちゃらなもんだっけ??」

とふと気づいた瞬間がありまして、なんでだろう??って考えてみた時に、
“街中の警備員さん達の存在は、やっぱり大きいんじゃないか”と私的に思いました。

ベトナムでは、日本では考えられないぐらいの数の警備員が路上に配置されているんです。

それもなんと、各店舗やビル前に警備員が配置されています。

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彼らは、↑このように警備先に常駐し、警備だけでなく駐輪場の整備やバイク管理にも管理にも当たってくれています。

入店時には、ドアマン対応をしてくれることも!

ホーチミン生活開始当初の私は、「警備員って、こんなにいるかな〜?!」って疑問だったんですが、街中で彼らの存在に助けられた体験が何度かあったので、

今では、「ホーチミンの治安維持に貢献してくれて、ありがとう!!!」と思っています!

たとえば、雨の日に私がタクシーでとある目的地に到着した際のこと。

そこにいた警備員さんが、車まで迎えにきてくれて、車のドアを開けてくれるなり、傘を差して店内まで私をエスコートしてくれたのです!ジェントルマンだ、、、!!

ちょっとお姫様気分に浸れて、気持ち良かったです・・・(笑)

そして、別の日には、歩道上でスマホをいじっていた私に、

「車道側でスマホをいじってたら危ないよ!バイクの連中がそのスマホをひったくるかもしれないから!スマホは仕舞いなさい!」

と声をかけてくれた警備員さんもいました。

その言葉を受けて以降、歩道上で無防備にスマホを持つことはなくなり、おかげさまでひったくり被害に遭わずに済んでいます。

でも、中にはボーッとチェアリングしていたり、スマホゲームしていたりする警備員もいたりします。(笑)
まぁ、これだけ数もいれば質もピンキリでしょうから、、、。

でも、もし彼らがいなかったら、バイカー達は無造作にバイクを駐輪すると思うので、歩道は無法地帯と化し、歩行者は今以上に歩きづらくなることでしょう(笑)

この猛暑の中、店舗の営業時間中(場所によっては24時間!)ずっと屋外で警備に当たる警備員さんたちの目があるからこそ、街中の路上犯罪はかなり抑止されているんじゃないかと思います。

あまり警備員を過信しすぎることなく、各自携行品の管理や安全歩行に努めていただたくというのは大前提なのですが、

私自身、東京の夜道はちょっと怖くてひとりでは歩けないこともあったことを考えると、
ホーチミンでは、夜でも結構人通りがあるし、警備員さん達もいてくれるので、安心して歩けています。

警備員さん達の存在は、やっぱり大きいです、、、!

もしも他国で暮らすことになっていたら、ここまで昼夜問わず街歩きを楽しめることはなかったので、
ベトナムにいる間は、歩道の歩きづらさに関しては許容して、たくさん街歩きを楽しみたいと思います♪

余談:もしも私みたいに、ベトナムの歩道でズッコケたら・・・

傷口は水道水で洗い流すのもいいですが、それだとヒリヒリしちゃうので、、、

まずは、生理食塩水で傷口を洗い流すことをオススメします!

なんでも、生理食塩水は「細胞外液と同等な浸透圧を持ち、組織に対する刺激が少ない」のだそうです。
(>>引用:痛みのない傷の処置を目指して

↑こちらがベトナムで手に入る生理食塩水!街中のドラッグストアに大抵置いてありますよ!

確かに、ズッコケた直後の傷口でも、生理食塩水ならばヒリヒリしなかったです!

生理食塩水と清潔なティッシュで、傷口の砂を洗い流して止血し、1日絆創膏していたら、傷口はきれいに塞がりました^^

怪我したことで、傷口には生理食塩水がいいんだー!へー!って勉強になりました。(笑)

皆さまも、私を反面教師にしてw足元に気をつけて、ベトナムの街歩きを楽しんでくださいね〜!

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