【初訪越の方必読!】トイレットペーパーは流さない!ベトナムのトイレ事情について

ベトナムのトイレ事情(日本とは違うトイレマナー等)

シンチャオ!ホーチミン在住の駐妻OL兼ブロガーのHORIMIです!

今回は、ベトナムへ初めてお越しになる方向けに、「ベトナムのトイレ事情」について解説したいと思います!

そういう私自身も、初めてのベトナム旅行に際して「ベトナムのトイレって綺麗なの?」と、若干の不安を抱えていた一人だです。笑

そして、ベトナムに定住すると、今度は、日本とベトナムではトイレの使い方が異なることを始めて知ることになり、カルチャーショックを受けましたσ^_^;

今回の記事をお読みいただき、事前に「ベトナムのトイレ事情」を知ってもらえれば、私のようにベトナムに来てからびっくりしなくて済むんじゃないかと思いますので、ぜひ読んでいってください!

目次

ベトナムのトイレマナー

ベトナムのトイレでは「トイレットペーパーを流さない」のが基本

なんと、ベトナムのトイレでは、基本的にトイレットペーパーを流してはいけないことになっています。

理由は、「ベトナムの排水管が狭く造られていて、トイレットペーパーを流すのには適さない」ため。

ベトナムのトイレで、日本人が一回のトイレで使用するトイレットペーパーの平均量(特に大の方w)を一度に流そうとすると、どうしてもトイレ詰まりが起きてしまいます。

ベトナムのトイレは、洋式が一般的です。

そのため、ベトナムの各トイレ個室内の便器の傍には、必ずゴミ箱が置いてあり、

使用済みトイレットペーパーは、便器へ流さずゴミ箱へポイ!するのがマナー。

日本とベトナム、トイレマナーが全然違う!

日本は排水設備等のインフラが整っている分、トイレットペーパーをトイレに流すことになっていますよね。

そんな風に、両国のトイレマナーは大きく異なるわけですが、そのことを知らないままベトナムへやって来た日本人が、

誤ってトイレットペーパーを流し詰まらせしまうということが多々あり、、、

「何で日本人はトイレットペーパーを便器に流すの?」と、現地ベトナム人は不思議に思うみたい。

しかし、日本にやって来るベトナム人の方も、自国マナーのまま、大量のトイレットペーパーを汚物入れへ投下してしまい、

日本人からしたら「何でベトナム人はトイレットペーパーを流さず、ゴミ箱に入れるの?」と戸惑う、

という、お互いのトイレ事情の違いによるプチ・カルチャーショックが起きているようです(笑)

どうする?水はね問題

ちなみに、私もベトナムに来て早々、トイレットペーパーでトイレ詰まりを起こしてしまい、夫から教えてもらう形で、ベトナムのトイレマナーを知りました、、、!

が、私はどうしても、水性便器でよくある『水はね』が嫌で嫌で、、、

白状しますと、トイレ詰まりが起きない程度のトイレットペーパー少量を便器の水たまりの上に敷いて、終わったらそのまま流しています。

拭く用に使用したトイレットペーパーは、別途ゴミ箱へ捨てるようにすれば、トイレ詰まりが起きないことを発見してから、そのようなお作法で続けております。。。(ベトナム人の皆さま、ごめんなさい)

ベトナムのトイレ設備について

ホース式のウォシュレットについて

ベトナム版ウォシュレットは、ホース式!

ベトナムでは、各トイレの個室に、こんなホースが設置されています。

こちらは、なんと、『ベトナム版のウォシュレット』

ベトナム人は、用を足した後、このホースを使って器用にお尻を洗ってから、トイレットペーパーで拭き上げるのだそうです。

夫も私も詳しい使い方は存じ上げません(笑)

とはいえ、ベトナム人から使い方をレクチャーしてもらうとか、見せてもらうわけにもいかないので、

「日本人は使わなくて大丈夫ですよ~!」までしかお伝えできませんが(^-^;

便座がびっしょり濡れたトイレに遭遇された際は、「ウォシュレットの水しぶきの仕業なんだな~」と寛容な心でご理解いただければと思います、、、!

その他備品について

基本的に市街地のトイレには、トイレットペーパーが完備されています。

ただ、(座っている状態で)腰をひねらないとをトイレットペーパーを巻き取れない、そんな不便な位置に設置されていることがしばしば。

また、公衆トイレや郊外・田舎町のトイレだと、トイレットペーパーがないこともあるので、念のためポケットティッシュを携帯しておくことをおすすめします。

便座クリーナーはないので、衛生面が気になる方は、消毒液・シートを携帯しておくとベターです。

街中のトイレは清潔?

ホテル&大型ショッピングモール

ホーチミン市内のホテルやその他商業施設であれば、お掃除や備品補充はちゃんと行き届いている印象です。

特に、5つ星クラスのホテルであれば、アロマが焚かれていたり、お化粧直しスペースもあったりと、比較的誰でも快適にお使いいただけるかと!

また、大型のホテルやショッピングモールの場合は、誰でも自由に施設内へ入りトイレを利用できるので便利です◎

加えて、中・小規模ホテルのトイレも利用はできますが、まずはフロントスタッフに断りを入れて、許可をもらう必要があります。

カフェ&レストラン

ホーチミン市内は、何百店舗ものカフェが軒を連ねるカフェ天国でもあります。

近くにホテルが見当たらなくても、カフェなら絶対あるはず!お近くのカフェへ駈け込んでみてください。

各カフェのトイレも、カフェ店員さんが当番制でお掃除をされているようなので、比較的安心してご利用いただけます。

また、外国人観光客もいるような市内レストランのトイレは、市内カフェ同様の清潔感が保たれています。

ただし!
外国人向けでない、老舗や家族経営の『どローカル・レストラン』の場合は、便器が古かったり、清潔感に欠けたりする場合があるので、お気をつけください!

×屋外の公衆トイレはおすすめしません・・・

ホーチミンでは、公衆トイレの数より、ホテルやカフェ・レストランの数の方が圧倒的に多いので、そもそも公衆トイレに遭遇する機会が少ないかもしれませんが、、、

念のためお伝えしておくと、屋外の公衆トイレは、こまめに清掃されていなかったり、

(空調設備がないため)蒸れた状態になっていたり、

ゴキブリがいたりと、、、

衛生面から考えて、あまりおすすめできません!

また、公衆トイレの中には有料のものがあり、利用する際にはトイレ前に常駐してる管理人に使用料を払わなければいけません。

ということで、不衛生かつ使い勝手が悪いので、公衆トイレは利用しない方が吉!

追記:トイレ事情 豆知識

ベトナムで「トイレ」を英語で言う時は、

”Bathroom(バスルーム)”ではなく、”Toilet(トイレット)”という方が伝わりますよ!

“Can I use the toilet?”(トイレを使ってもいい?)
”Where is the toilet?”(トイレはどこ?)

は、トイレ使用時、店員さんに対してよく使うフレーズになるかと思うので、ぜひ覚えて使ってみてください!

まとめ

今回は、ホーチミンを例に、「ベトナムのトイレ事情」についてご紹介しました。

日本のトイレマナーとは勝手が違うため、初めてベトナムへ来られる方にとっては戸惑う部分もあるかと思いますが、

「トイレットペーパーは、便器に流さずゴミ箱へ捨てる!」

「(街中であれば)最寄りのホテルやカフェ・レストラン、その他商業施設のトイレを利用する!」

というこの2点さえ覚えていれば、初めてのベトナム観光でも”トイレにまつわるストレス”を最小限に抑えられるかと思います^^

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